吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
黒の服着ている母に怒られてアンパンマーンと助けを呼ぶ子
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元親兄貴
水を得た魚のようにはしゃいでる君の笑顔にボクもウキウキ
10
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元親兄貴
眠い目をこすりながらの講習会水もないのに舟こぐわたし
11
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元親兄貴
この場所にいるはずの無いあの人に似ている人と不意に目が合い
9
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秋日好
美しい悲しい淋しい云わぬため心はうたに響きを探す
18
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秋日好
また一年一緒に居られた大焚き火肩を抱かれて昇り龍見る
17
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秋日好
腰の手は支えだろうけどまだ待って花火絵巻の最後の三発
15
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秋日好
男性の身体は凶器と受け入れて優しさ磨く男のありかた
15
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秋日好
年明けて気づけば並木の下に咲く純真無垢なスノードロップ
17
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ななかまど
トロッコが風に抜かれて新庄の入り日はぐんと足をはやめて
7
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ななかまど
葉を落とし風に立ちたる柿ノ木は実を揺らしてはバランスを取り
11
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ななかまど
畑から白菜できたよと母の声あら空耳か今日は一回忌
11
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ななかまど
住む人の無い限界の集落に健気に立てる赤い境界標
8
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こぐまじゅんこ
ゆったりと焦らず書いていけばいい恩師の言葉が心にともる
10
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こぐまじゅんこ
しあわせの形はそれぞれ違ってて私と娘も同じじゃなくて
9
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こぐまじゅんこ
はるくんはウルトラマンのビデオみる何度も何度もくりかえしみる
7
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こぐまじゅんこ
前髪をさくっと切って慌てたがはるくん写真をみてご満悦
5
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へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
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へし切
老いし母の元気な聲に安堵する「変わりないかと」受話器の先に
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ふじこ
藁焼きの風に倣いて畔行けば父の背見える秋の夕暮れ
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