KENのお気に入りの歌一覧
えんとつcafé
しゃがみ込み蛙追う夏見上げればロケット花火のように向日葵
10
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横井 信
出勤日 八重の桜の花ひらく かおりさえぎる慣れないマスク
16
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名鈴
身の内に 根付きたる石 疼らかる 若かりし日の 苦き恋憎し
12
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滝川昌之
ランドセル鏡の前で背負うだけ「きゅうこう」漢字で習えぬままに
21
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灰色猫
叫びたい思いがないなら大人しく世界平和を歌っていなよ
16
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翠燕
時過ぎて 振り返る歌 懷かしく 頬濡らして 思ひ募らす
10
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横井 信
夕食の支度の音のもれ聞いて子供部屋からリモート会議
11
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ななかまど
手紙かく人の思いを受けとめて街に溶け込む丸型ポスト
9
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翠燕
起きてすぐ ごはんあること 嬉しいな サンドイッチと 淹れたて珈琲
10
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えんとつcafé
石ころを蹴って歩いて大人でも迷子になりたい夕焼けがある
17
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名鈴
父おらず 母事苦く 寄る辺なし 神は黙して 答ふべくもあらず
11
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滝川昌之
上半身ネクタイしめて下半身映らぬ部屋着の我がテレワーク
17
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灰色猫
呼吸することを許され生きている吸って吐いては無料ではない
16
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吉野 鮎
さればこそこころに色を抱くやふに十六色のくれぱすを購ふ
14
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吉野 鮎
ほのあかる道に散り初む花びらに汝が於母影はさまざまを舞ふ
11
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夢士
背に迫る少女の香りと息づかい あっという間に追い抜かれたり
14
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翠燕
高みから 微笑み感ずる 穏やかな 春日照らされ 佇む桜
12
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ななかまど
われよりもわれを知りたる人のいる夫を茶菓菜に妻のお茶会
10
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名鈴
火の消えば ともに死なむと 二人期し 終はりの枝を 焚火に放つ
13
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滝川昌之
眼裏の桜は遠き学び舎のセーラー服の君に散りゆく
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