あぶくのお気に入りの歌一覧
千映2
したためた病気見舞いの一筆箋祈る気持ちに地蔵絵添える
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KEN
あを麦の 穗波の向かう まだありや わらべの我の 永遠に住む国
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逢桜カイン
泡と消えそうにない君マーメイド背中で語る歌も唄わず
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舞
むつみあうトキメキ無くも「アぁうぅん」と応える声に出でる飯や茶
7
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柊+
待ちてとく とけば乱るる黒髪を 宥めるがごと飾る紫陽花
12
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桃山
パンデミック終息したら今度こそ細かな不満は言わず暮らそう
10
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コーヤ
そよ風に 合わせて踊る 若葉たち 初夏の陽射しに 煌めき魅せて
6
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芳賀理音
春愁の後鳥羽院詠む和歌一首「かぎりあれば」に鯨吼えたり
4
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橘
四方の山彩る青葉に煽られて緑滴る街の街路樹
9
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千葉 甫
木の意志のように戦いでいる葉群爽やかに行く風に向かって
4
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滝川昌之
掴もうとウリ科の蔓はこの初夏の光も風も手当たりしだい
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KEN
弦絡め 空を乞ふかは 豆の花 身の丈に成る さや摘む朝に
9
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草木藍
甘い香の風に漂い見渡せばくちなしの花さやかなりけり
8
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横井 信
散らかったせまい机に手をついて風に流れる若葉を見てる
10
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空き缶
どれほどの旅を経てきた光だろ今の私の見上げる空の
8
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び わ
結婚し五十八年記念して笑顔をかわしランチ楽しむ
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松本直哉
たれもかれも討ち死にしたりはつなつの六時間目の古典文法
8
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草木藍
しとしとと若葉を濡らす翠雨かな窓より眺む安き休日
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河のほとり
晴れもせぬ心の空のいぶせさに五月雨はやき袖ぞぬれける
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河のほとり
雨間なき夕べの空のほととぎす寂しくはわが宿にこととへ
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