武蔵野のお気に入りの歌一覧
へし切
頼めるは消えてはかなき泡沫の久しくとどまりたる例なし
11
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灰色猫
また明日いっしょにあそぼとお別れし明日になったら会えなかった夏
7
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河のほとり
いかばかり悲しきことのありとてや声ふり立てて蝉の鳴くらむ
11
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河のほとり
さみだれも止みぬる空に良きことを心晴れてぞ思ひ出でたる
9
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河のほとり
山風にこころの塵を払はせてもの思ふことを忘れてしがな
11
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河のほとり
事もなく過ぐる月日を祈りつつとにもかくにも世に経けるかな
7
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河のほとり
思ひ侘びいも寝ぬ夜は結ばざる夢よりほかに逢ふよしもなし
10
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うすべに
夏空に にくらしいほどくっきりと紡ぎたくなる綿雲泳ぐ
10
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名鈴
誰が決めた? 友愛の上が 恋愛で 結婚こそが 永遠などと
14
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朝比奈
歴史への造詣浅く古典さえ深くは識らず大和歌を詠む
13
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詠み人知らず
ささやかな ミミズの這った お手紙に 彼の父母 優しきメールに感謝する
4
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詠み人知らず
彼帰り 大きな子供の 抱きつきに 泣き吐く言葉 訳せはできず
1
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詠み人知らず
マクド食べ 話をしたと 泣きすすり 他になかったかなと 少し微笑む
3
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可不可
セーラーにスカーフ通すルーティーン まだ覚えてる細い指
6
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詠み人知らず
夏の空 蝉が後押し 汗が垂れ 頭だけはと 麦わら帽子
6
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きくゑ
梅雨明けの 走る先空逆さ富士 気流の乱れ白く渦巻く
4
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詠み人知らず
祭りの香 ソースの焼ける 焼きそばに 花火が見れず 肩車の過去があり
3
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詠み人知らず
夏草に 背丈抜かれた 成長期 小さなままで 止まった身長
4
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詠み人知らず
傷口に 塩を塗り込む 痛みより 消えてくれない トラウマの毒針
2
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へし切
ギラギラと日毎に照る陽はまさりけり 最高気温 競ふ列島
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