さいおんのお気に入りの歌一覧
継海
季節より半歩遅れた枝ありて紅葉騒ぐまだ秋の中
5
もっと見る
仙人の弟子
やわらかな 冬の日射しを浴びながら 森を歩けば 紅葉微笑み
8
もっと見る
久迷仙人
故郷にあれば父母への手向け曲 異郷にあれば野佛に吹く
9
もっと見る
舞
ふかふかと枯れ葉の積もる公園の小径を歩む冬の木洩れ日
11
もっと見る
ななかまど
今はただ息を殺して降り積もる雪を待つだけ眠りいる森
19
もっと見る
へし切
冬さりて咲く花あれば愛しかり つはぶき、菊花、山茶花の花
18
もっと見る
しきしま
我が子をば敵と口に言ひながら心を砕く親の哀しさ
6
もっと見る
あかぎり
石上 ふられて濡れる 秋の雨晴れきてかかる あめのかけ橋
3
もっと見る
波端
沼の上に天の獵夫の顯つ足夜 時に羽搏き響動む雁が音
4
もっと見る
しきしま
春のみとなに思ひけむもみぢ葉の色に染めぬくみ吉野の秋
8
もっと見る
へし切
木枯しのもの憂き響き聴く夜は人待ち顔にぬくもりを恋ふ
14
もっと見る
秋日好
それぞれの色に染め分け表情変えて心の傷に落ち葉散り敷く
11
もっと見る
詠み人知らず
光射す 先に見えたは 神の道 飛行機雲も 遠退き飛びて
5
もっと見る
なりあきら
まだ暗き 道を歩けば サクサクと 師走の朝に 初霜ばしら
8
もっと見る
舞
雪積もる津軽平野の果てもなき林檎畑に雪打つ農夫
12
もっと見る
詠み人知らず
夢の跡 佇む霊は 戦人 掴み損ねた 天下への道
3
もっと見る
茂作
戸惑ひて迷ひて落ちる枯れ葉かな つぎの木の葉を誘ひて落ちる
17
もっと見る
睡密堂
本棚の銀河鉄道の夜には一番綺麗なしおりを挟む
7
もっと見る
ななかまど
炊き立てに自然薯あればこれまでになき幸せな一椀となる
20
もっと見る
灰色猫
花言葉みたいな歌を歌っては雄でも雌でもあったと気づく
8
もっと見る
[1]
<<
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
>>
[155]