詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
いわお
野の草の草のすべてに名がありて名を知ればなほ踏みもしだけず
5
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舞
田植えする農夫見上げる大空に藤ひと房を揺らす風ゆく
7
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日向猫
働こう愛そう学ぼう無茶しよう 生きてる意味を見失わぬよう
23
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あまおう
連絡のこない彼女を待つことと きみの笑顔がつりあう天秤
24
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夢士
年を経てまた集まりし友がらと昔にかえりピッチを走る
9
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灰色猫
尿道にカテーテル 点滴打たれ 全身拘束 おむつされ 悪夢と思えど 現実でした
13
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桜園
知らぬ間に詠み人知らずになりし君君の歌は心に生きてる
13
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聴雨
あはがみの真白き肌にひと筆を滑らせ書くは君恋ふる歌
27
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桜町
去りし人来る人しのべ白雲の消えなで残る世にもあらなくに
3
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夢士
文を書き一首添えむと指折りて時計の針は次の日をさす
15
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聴雨
天ざかる鄙ににほへる花みづき月なき夜に月を待ちぬる
17
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聴雨
紫の文あてやかに書き散らし月なき夜におもひ明かさむ
12
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桜町
穂に出でぬ年ぞつもりてたのもなるこひぢに深く沈みゆくかな
2
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聴雨
見え分かぬ心のままに去り行ける人の涙や著莪の花咲く
5
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あまおう
レンジしか使わぬ僕のキッチンで 魔女の魔法はいよいよ冴える
32
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大埜真巫子.
真っ青な 狂気に触れた その後に わたしは しずかに 片手を 洗う
25
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もぢずり
「空の青見上ぐるたびに癒さるる」呟く子へとわが青を着る
3
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もぢずり
階段を駆け上がりたる永別の子の後ろ影駅の光に
9
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もぢずり
暗きほど永久なる星の光るめり睦月の命日新月にして
11
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もぢずり
露草を鉢にこんもり咲かしめて冬まで愛でむこの宙の色
14
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