吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
コタロー
紅葉して樹々の葉赤く燃ゆる頃吾は何色になつてゐるのか
9
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コタロー
風に搖るる十寸穗の芒我を呼ぶ遙か彼方の故郷の聲
10
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灰色猫
猫殿は今日も健気に掃除するあちこちくるくるルンバに乗って
19
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灰色猫
文学が恋愛みたい短冊を君の願いを栞にしたら
17
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灰色猫
みんなしてお城を建てる砂浜で彼は迷わず図書館を建て
18
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灰色猫
花束としてのワインを開けましょうあなたのいないこの記念日に
18
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恣翁
世に縋らもがとふ心も 投げ遣りな姉や 暇にさへ 連れ無かりけり
13
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恣翁
稲刈りの手を止め 腰を伸ばしたる 頬冠りの女 行人眺む
21
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舞
マッチ売る少女もいない街角に野良猫のそり木枯らしに立つ
12
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舞
水面には風のしがらみもみじ葉の色のたゆたう秋の奥入瀬
13
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舞
たそがれる吾が背に添えし妻の手の馴染みて長き時の愛しく
13
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詠み人知らず
目的地揺られ向かう汽車の中 行き先告げぬ 人々の群
9
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詠み人知らず
おかえりと微笑む君のほっぺたを両手で包んで 暖をとりたい
12
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詠み人知らず
貴方から貰えるモノがあるのなら なんでも嬉しい 涙でさえも
5
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詠み人知らず
空にある 希望の碧を慈しみ 誰より染まる 貴方の横顔
8
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工藤吉生
牛乳にひたるイチゴをスプーンの裏でつぶせばずるずるの赤
6
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近江の人
堅牢なるグスクの城の石垣よ潮の香りと多くの涙
3
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近江の人
重力波確認できる今もなお時代の波は掴み切れない
5
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詠み人知らず
名にし負ふ猫の眼よりも七彩に喉鳴らすたび溢れる御歌
6
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詠み人知らず
虹ねもと犬ほる間かろがろと渡りゆく尻尾も弓なり
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