詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
しげ
改札の見えない壁を越えたなら東京なのに空気は名古屋
2
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恣翁
縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
14
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滝川昌之
明け方の影でしかない木々からも芽覚めの気配 風ぬるみ出し
15
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しげ
エクセルのセルの寸法はかるとき首かしげつつ定規をあてる
1
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夕夏
へいめんはにじげんでありめびうすのわはさんじげんひょうりいったい
2
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千映
羽交い絞めされてるような悪天気おんもへ出たいみぃちゃんになる
5
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蔓葵
君ももし月に心やあくがれんしばし夜道を過ぎがてにして
12
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舞
弥栄に降る雪積もれこの街を吾をも染めよ白ひと色に
7
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名鈴
鳥ならば 鳴きつつ直路を 飛び通ひ 恋しき君と 打ち交はさまし
14
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是瓜
寒さよりカレンダーより風よりも息の浅さで自覚する冬
7
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淡々パンダ
氣心が知れたふたりは仲が良く筋書き通りのおわりのはじまり
3
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ななかまど
飄々とかぜ雪原を走りたり執着するは無理をすること
10
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滝川昌之
高啼きで寒さを嘆く鳥さえも力まず渡るこの冬日和
15
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夕夏
いしばしをたたいてわたることわざのじったいけんがひつようないま
5
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夕夏
そんをしてとくをつみあぐなんてことさらさらないねそろばんはじく
2
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夕夏
しはらいにつうしんりょうがてすうりょうえさをまくよりりょうきんさげて
1
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烏滑稽
ヨツ悪しや 快楽の侭に 身を堕とし 止ませばやてふ 能はざるだに
7
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烏滑稽
爆ぜるよに 樹々を彩る 桜花 美しくあり 儚くもあり
5
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烏滑稽
しづしづと へいせいをしみ ふるあめの おとぞかしこき やっぱつれいわ
3
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ななかまど
トンネルをぬけるとそこに雪吊りがただの飾りとなりて雪国
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