詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
芳立
きぞの夜の霜もけさこそふみゆかめ梅はたよりに聞くよりも訪へ
4
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横井 信
眠そうなオレンジ色の三日月のそっと隠れた夜の真ん中
10
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つばす
節分に日本中で鬼いじめ 邪気や外 幸は内でいい
1
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ななかまど
冬空へパラボラのごと福寿草はるの兆しを発信しおり
14
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名鈴
裏も知り 素顔を見ても 奇しかる 清ら変わらじ 添ひ居よ月よ
11
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夕夏
れきだいのおうととりまきさくしゅしてたみにかんげんしないかんしゅう
1
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夕夏
やどりぎのみのじゅくすころやってくるやちょうのむれとしゃしんとるひと
4
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夕夏
ねっといぞんにかいわなくことばがでないあらぼけたかなわれもまた
4
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ななかまど
捨てられぬ言葉であそぶ冬の日はノートの文字が鬣ふるう
12
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横井 信
早起きの君が見ていたクレーンの腕をのばした朝焼けの空
8
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舞
うたた寝す妻の背中の小さげに思えるような午後の日だまり
11
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白瀬
埃付き消えゆきそうな蛍光燈踏ん張る明滅私もがんばる
8
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滝川昌之
ヒイラギを頭に刺され魚らは鬼の所業と嘆くのだろう
18
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滝川昌之
週末にやろうあれこれ浮かべてもいざ週末になれば動けず
16
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名鈴
人に乞ふ 人に乞はるる ともかくも うしろめたくて 事苦うなる
9
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つばす
北風に向かって進むも押し返され 垣根の椿が見て笑いおる
3
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横井 信
早朝の冷たい風が忍び込む窓辺の席に輝く笑顔
12
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夢士
冬うらら花愛で歩く昨日今日睦月の晦日に映える三日月
13
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舞
埋もれ火の幽かに揺れる仄明かりに浮かびて消える刻の脱け殻
7
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名鈴
天雲の 今は逢はじと 別れしが 消え遣らずして 巡り合ふ性
8
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