ほの香のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
あおあおと した空のした ねころがる 校庭にひとり 土のにおい
17
もっと見る
詠み人知らず
川底の藻の揺らゆらを眺めれば 「緑」の定義あやふやになる
22
もっと見る
ふきのとう
シクラメンのひとつ残りし紅色に水を注げば凛と立ちおり
23
もっと見る
みやこうまし
四十雀しだれ桜を揺るがせて池面に描く花片のロンド
16
もっと見る
南美帆
青空と嵐の雲の混在しあやふやな吾あざ笑うごと
5
もっと見る
inosann
欠点を責めてるだけでは友好につながらぬ事は家庭も同じ
13
もっと見る
朝がお
巡り合い遠く遠くを回り道 南溟はるか時は今来たり
8
もっと見る
紫苑
こころせでひとよ拾うてきし塵は書棚のこなたかなたにひそむ
5
もっと見る
inosann
空の鳥は蒔く事刈る事しないのに生きるに代償 人は強いられ
14
もっと見る
日向猫
前髪をカッチン留めで飾ったらプリーツスカートなびかせ駆ける
16
もっと見る
へし切
哀しみの吾のこころを酌みもせず今を盛りと咲く花ざくら
45
もっと見る
朝がお
いつからか母の背中の小さきに車いすのみ大きく見えて
23
もっと見る
inosann
大差ない景色を歌に記す間に職場のウップンはがれて落ちぬ
11
もっと見る
みやこうまし
花咲けどすぐ散る花の儚さを歌に詠み上ぐ老いの皮肉さ
14
もっと見る
詠み人知らず
あと何度君と二人で桜見る季節は来るかと問うた日遠く
17
もっと見る
詠み人知らず
群れて善しひとつでも善しホトケノザ人智及ばぬ造形の妙
6
もっと見る
みなま
また咲いてしまった花を眺めてはかならずめぐる季節をうたう
15
もっと見る
詠み人知らず
花曇り猫が迎えに来た家の 主は細く息を吐きたり
18
もっと見る
詠み人知らず
強かに蕾守りし花なればせめて一日も咲き誇らせて
8
もっと見る
大埜真巫子.
三十枚の小さな話 書き上げて ようやく自分を許せた気がした
24
もっと見る
[1]
<<
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
>>
[144]