半格斎のお気に入りの歌一覧
飯田彩乃
神さまなんかまるっきり信じてないくせにそんなにも君は綺麗に祈る
6
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舞
稔るほど黄金色なす秋の田に老いた二人が入りて草取る
8
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芳立
はや焼きし刈り田ぬらして野分だつのちに暑さはまたかへりこむ
11
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芳立
ぬばたまの夜露に濡るる森ゆけば窓辺にかへす白き月かげ
10
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紫苑
群れ咲きしつめくさも消え泡立草ひくく傾ぎて秋は来にけり
20
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リンダ
どこまでが青春だったか忘れたよ思春期のきみ横顔がいい
13
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平 美盛
秋の虫 夜に寂しく 鳴き出すは 短き命 知ってか知らずか
7
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聴雨
透きとほる風に溶けゆく悲しみに苦笑ひする夕やみのころ
11
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浅草大将
我が庭はよもぎ浅茅も枯れ果ててただ秋風に砂埃り舞ふ
14
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たんぽぽすずめ。
もし今日が地球最後の日であればありがとうってみんなに叫ぶ
16
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たんぽぽすずめ。
詠むたびに楓の朱色増すなりと癒す他無し熱帯夜かな
11
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葉月夏生
残酷にも時間はさらさら手からこぼれ私を残し流れゆく
2
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浅草大将
夜に紛れ落ちゆく道に照り渡るつれなき月は我が友なりや
16
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ふきのとう
遠雷に雨足の早さ気になりて子らにまじり急ぎペダル踏む
14
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ふきのとう
暑気払いレストランに誘いし夫いそいそとついてゆくうれしさよ
7
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ふきのとう
「元気してる?」 暑さによわし我案じ娘の声に疲れ吹き飛ぶ
9
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光源氏
かなしびて草の隱れに身をおけば歌を忘れぬ鈴蟲ぞ鳴く
30
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三沢左右
生ぬるく仄立つ色を夕空に染めて千色の秋は暮れけり
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三沢左右
今朝も鳴くひとつツクツクボウシあり 冬ごもりなどするにやあらん
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詠み人知らず
鮮やかな夏色残りため息の似合う秋空待ち望む日々
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