藤久崇のお気に入りの歌一覧
万陽
「痛たたたっ」と 顔をしかめて 足見れば積み木の迷子 主張した朝
16
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なかしぃ卿
プレミアムフライデーとは無縁なる我は今宵も働かされぬる
6
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えこ
バイト中おばちゃんがくれた饅頭の味にすべてを赦してもらう
13
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九條千鶴
さよならと手をふる僕の顔を見てまたねと笑う君が好きだった
9
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市之瀬 進
グラマンのように空から舞い降りて芝目を啄く鶲の番い
14
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朔夜
朝生まれ為にはならぬことを成し夜ともなればゆっくりと死ぬ
5
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朔夜
電脳のフローチャートは入り乱れわたしはどこで間違えたのか
7
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吉野 鮎
漕がれゆく舟のゆらぎに身をまかせ滿ちくる潮の微睡みの中
10
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吉野 鮎
舞ひ上がり重なりあひて墮ちる闇肌滑りゆく笛の忍び音
8
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吉野 鮎
沒る陽の殘す一條朱の帶解かれ無月の星のさざめき
12
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夢士
バブル期を共に走りし上司部下時へ経て続く語らひの時
18
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めぐみ
明日見る空が灰色だとしても僕は未来を掴んでみたい
10
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萱斎院
告ぐ鳥の羽風に散らむ梅の花 重なる袖の色ぞかなしき
13
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へし切
うつしよの吾が身は老いぬ 枯れ蘆荻 水面の月の影もうつろふ
27
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芳立
つぼみだに見えねどかすむ月かげにかねて心のうちさわぐころ
12
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詠み人知らず
君の手に 胸元はだかれ驚きて 地面にコトリ お面落ちたり
11
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詠み人知らず
待ち望み 薄絹に透く素の肌は 梔子の花の香り彈けて
23
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詠み人知らず
言葉なく菩薩の像の佇めり 戲る子猿に構へ給へり
16
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詠み人知らず
緊張感 背筋が伸びるいいストレス 無理をしてでも仲良くなりたい
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詠み人知らず
面影のコピーじゃいやだ 吾を見て オリジナルとして愛して欲しい
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