さいおんのお気に入りの歌一覧
横井 信
古里のそっと近づく山並みに子供とふたりバスに揺られる
16
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痴光山
光散らし鴨五羽みぎわへ上り立ち 冬日の中に顔を背に乗す
7
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痴光山
冬木立ち入らば落葉のささめきて こなたへ、な踏みそ、靴踏み惑ふ
7
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仙人の弟子
凧あげも かるた遊びも 今何処 昔語りに なりにけるかな
9
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滝川昌之
「またな」だけ次を告げずに去る友の背に遠き日の青春を見る
20
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茂作
山茶花の紅に白にと咲き分けて 朝の光をつつしみて待つ
16
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西手心黒
辰初めの震えに儂も首を振る不屈の農るを願う唇
6
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西手心黒
わたつみのめくみもたけきもあらたしるせめてひとよのやすらもとめむ
5
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普徳亭大崇
幾年が たつとも変わらぬ 敷島や 大和の国に 輝きぞある
4
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麻婆
告りしかばねのいみじう侍りてのちのみよ 思ひこそすれ音にきくをたのみて
3
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へし切
あらたまの年経るまでに穏やかにわが身もともにあらむものかは
17
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へし切
初春の朝の陽ざしはやはらかに 凍るこころを溶かしけるかも
15
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杜鵑草
さのみやは朝より酒を食らふべき年に稀なる折と思へば
14
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シダ
天高く跳ねて嘶く大見得の時ぞ馬脚は露はなりける
7
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舞
ふるき世の 詞華集に棲む うたびとら うたい とい来る 言の葉の色
8
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茂作
水鳥のかも鳴く池の跡もなし 如何でか皇子の思ひ知るらん
15
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波端
ストウヴと疊の匂ひに在りし日のふるさとびとの面影ぞ立つ
10
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杜鵑草
さらぬだに人疎らなる山里に今宵は月もすまぬなりけり
15
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せろり
鐘鳴りて 學びの廊下 夕日差し君にさよなら 云へぬ酉刻
6
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吳佳斌
夕ぐれは 待てど來まさず くらしきの 川やぎむかへ 涙なりけり
9
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