夢士のお気に入りの歌一覧
蔓葵
うぐひすの羽風もいとふ桜花うつりにけりな人のあらしに
12
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蔓葵
青柳にみだれて匂ふ糸桜鄙こそ春の錦なりけれ
13
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舞
バッケらの若さみどりの萌えいでる北の国にも晴明のころ
7
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名鈴
入学の 祝いも返しも オンライン 常ならば手を 取り慶ぶが
13
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藤久崇
人はいさ 知らねど花は ただ春の かぜに揺るぎて 長閑なりけり
10
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夏深
淡く咲き日ごと濃さ増すボケに似せ化身すればなお目覚めゆくやも
8
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灰色猫
来世には桜に生まれてみませんか風に生まれて君に会いたい
13
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KEN
逆襲の シュプレヒコール 上げる如 風は渦卷く 自肅の街に
9
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横井 信
花びらにしずく残して雨あがる四月の朝のしずかな目覚め
15
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灰色猫
ほっぺたに桜ひとひらああこれは笑顔になれということですか
13
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灰色猫
手折ってはいけないさくら手折ってはいけないさくら君のようです
14
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KEN
滿つる枝を 雨は斜めに 叩きけり それも定めと 花搖れる春
12
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舞
かたき芽に滴り落ちて花解けと優しげに降る卯の月の雨
10
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ななかまど
手のひらの小さき命うごかざる故郷の空いまは帰れず
9
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舞
ひと冬を経してぞ軽きカメ虫のむくろ問い来る春は如何にと
10
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夏深
満開に雪降り止まず悲しみを帯びていたこの春を忘れじ
15
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只野ハル
人影の絶えた名所のコロナ禍の芽吹きの春に山も笑えぬ
6
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ななかまど
還暦と古希のあいだの位置なれば駆けるではなし歩くではなし
13
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横井 信
もう一歩 前へと進む五センチは足を引きずる自分の速度
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舞
旅をゆく妻は妻なり吾はわれ思い違えど同じ思い出
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