紫草のお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
ご馳走を目の前にしてご馳走に 反吐を掛けるは わたしの流儀
7
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大野 冨士子
免疫が日々細りゆく難病を 君が得たから ぼくも背負うよ
25
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半格斎
居ならびし信徒を照らす蝋燭の 灯りゆらぎて聖夜は更けぬ
18
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半格斎
湯上がりの帰る道の途冴えわたる 細き月影肌をつらぬく
18
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工藤吉生
何をしても誰かの真似になる不安とっくのとうに言い尽くされた
8
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工藤吉生
ヨーグルトを容器とフタとスプーンとスプーン袋にして食べ終える
3
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半格斎
雪の無き南風原の人ぞ羨まし 誰ぞ居られぬか 國替えのこと
15
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舞
差配さるみ仏のわざ満てる世を映して光る露の白珠
13
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ふじこ
すやすやと夏より息を深くして ふわふわ毛布で眠る幼子
17
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半格斎
ふるふるとゆれる秋桜秋風に 酔わぬか色ます南郷の朝
17
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工藤吉生
もうちょっと近いものだと思ったが他人は遠い 歯を削られる
7
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工藤吉生
オレなんて茂吉の像と比べたらまだまだ背が低いしやわらかい
8
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関山里桜
当然のようにあの子の缶ジュース奪って飲んだ奴ねたましき
10
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へし切
宮城野に秋萩の花しだれ咲き風にはらはら散るもいとほし
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葱りんと
酔っ払い「大好き」叫び疎まれる 酒臭い息で絡む母うざし
15
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半格斎
石走る水の流れの白瀑は 色ずく前の木の間隠れに
13
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洩矢転石
十四のぼくが解っていたことが四十になって解らなくなる
19
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詠み人知らず
辛いとき 消えたいときに 振り向けば 私に繋がる 縁 傍にある
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あゆか
三千を越えております評価数「ありがとう」しか言ってないかな
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利己翔
一年中全てごっこを続けたら真実なんて光って消える
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