詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
可不可
ハイヒール 忍び寄るには不利だけど 獲物つかまへるまでカウントダウン
7
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詠み人知らず
時雨きてなおなお妖し朱に染まる凌霄花の夏の夜の夢
22
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詠み人知らず
野分き過ぐあとには黄金の芦原の又直ぐとなるを祈り見晴るかす
11
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バロンマン
涼風と太陽が拮抗する九月 悩みし末に長袖を着る
12
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バロンマン
年ごとに急がなくなる通勤路 涼風に揺れる竜胆の花
11
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煩悩
狂う嵐と狂う大地と狂う怒りと荒れ狂う希望と荒れ狂う未来
8
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つちだゆういち
これは愛?不貞を忌めどこの恋は君の浮気で成就に至り
12
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秋日好
重陽に小菊が振り撒く黄金をきみの目覚めの枕元へと
20
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び わ
かぜつよし庭の朝顔平然と天を仰ぎて「もういいじゃない」
8
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桜田 武
家事に働き続けし妻の誕生日四十年経て寿司で慰労する
8
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荒野のペンギン
通夜の夜九月の空から泪雨頬を濡らしてぽつりぽつりと
7
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桜田 武
道おそう午前三時の大地震もらい水に平穏な日々偲ぶ
9
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石川順一
黒豆を最後に食べる写真には写らぬ真実ここに鮭あり
12
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恣翁
枯れ枯れに 秋蝉鳴き止み 降り増さる雁の涙に 女郎花濡る
24
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しずく☆・.…。
重陽を 月下に祝う 盃に 菊の花びら 浮かせた酒と
32
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舞
子の頃に食べし弁当思い出を病み臥す母と語る病室
11
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詠み人知らず
じくじくと私はあなたを好いており一足ずつを深くためらう
7
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詠み人知らず
あわあわと対処に追はれ 萎ゆるとも 被災地現場の辛さに比せば
13
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詠み人知らず
朝食のスクランブルにと割る卵 いいことありそう 黄身がふたごだ
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KEN
雨滲み濁るあかねのしののめに川面かすめる鵟の一羽
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