KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
卑しさも馬鹿馬鹿しさも汚さもすべて自分だ認めてしまえ
8
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うすべに
水煙の乙女の舞に魅せられた 傘さして読むきみの歌の碑
11
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横井 信
気がつけばマスクの中でくちびるを噛みしめている通勤電車
13
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滝川昌之
根回しで会議に同意の挙手が増え 庭のスギナに処世を習う
16
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ななかまど
つめあまきことを悔やんでいるうちに庭の苺にヒヨの不意打ち
8
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ケンイチ
雄叫びに寝ね醒まされり夜回りのごと街じゅう回る酔っぱらいのばか
8
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恣翁
倫敦に 今宵の月を看るならむ 何時か照らされ 涙痕乾かむ
17
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名鈴
梅の実に 宿る香りは 雨ごとに 増して溢りて 甘くとろめかす
14
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舞
ラベンダーの季節よろしき涼し風伝え来たるよ北国の夏
6
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横井 信
夕食の明るい空も慣れてきたリモートワークの長い一日
11
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滝川昌之
ハイカラさんごとく日傘を差したのは雲影見上げた紫陽花でした
12
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ななかまど
朝刊は梅雨に入れば玄関にポリの袋でよそゆきの顔
6
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うすべに
何ねがう観音さまに青年の 初瀬の山のお百度参り
8
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灰色猫
残虐に人が死にゆうくお話がベストセラーでいいのんでしょうか
11
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灰色猫
うつむいたままで大人になれたのさこの心臓を守り抜いたよ
11
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灰色猫
幽霊で幻だってかまわないあの日のように嫌いになってよ
9
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谷村思亜
悲しみが 深く心を削り取る 居場所はどこにも見つけられない
9
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吉野 鮎
插しをけばあぢさゐの芽は膨らみて彩り變へる花を夢みる
11
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吉野 鮎
ほととぎす時を惜しむや鳴く聲の雨の眞夜裂き彷徨ふ戀を
9
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吉野 鮎
羞ひの螢ふくろは雨に濡れみつよつ白を夕闇に燈す
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