KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
「もうこんな世界」と嘆く人形も人形なりに死ぬんだろうな
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灰色猫
傷だとかそんな言葉が好きでした自分を愛する幼さあまり
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横井 信
夏を待つあせる気持ちに紫のつぼみの緩む梅雨の朝顔
16
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うすべに
月明かりせつなく香る恋の華 夜の微熱にふわり蝶舞う
8
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ななかまど
食べ終えて切なきものにさくらんぼ出すを惜しめる口なかの種
10
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弥栄成就
閑古鳥いつも鳴いてた回転寿司今はすし詰め入店制限
6
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滝川昌之
世に出れば過ぎた学舎は母となる時々匂いを嗅ぎたくもなる
16
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横井 信
心地よい風は抜けてく草原の雲に隠れた欠けた日輪
11
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詠み人知らず
地毛が赤いと 目をつけられて 喧嘩になる 親に文句いえよ 強かった若い狼
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滝川昌之
三脚のカメラ覗いて父が笑む家族が並んでいるだけなのに
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ななかまど
風吹けばその身を風に委ねたり髪なびかせて傾ぐワタスゲ
10
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名鈴
暮れずとも 帳の中へ 来吾が君 恋弥増さり 夜は短し
10
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弥栄成就
病魔が取り戻せし夫婦愛家族の絆今噛みしめて
5
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舞
風追えば大空の青うつむけば地に咲きそめるラベンダーの花
8
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名鈴
やうやうと 開く関の戸 越えぬれど 閨の掛け金 君は外すや
8
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灰色猫
乱舞する水辺のほたる懸命に愛してるって光っているの
9
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灰色猫
流星の光のようなほたるたち願いをかければ叶うでしょうか
7
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灰色猫
せせらぎの最後のほたる儚くてあれは涙を舞っているのよ
7
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灰色猫
その昔ほたるという名の美しい虫がいたのをご存知ですか
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名鈴
見目よかる 女の口と 覚えらるる 桜桃の実を 静静と持つ
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