KENのお気に入りの歌一覧
名鈴
七夕の 大笹飾りも 止みにけり 子等の書きたる 短冊いづこ
13
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舞
さみだれは花を濡らしつ音もなく滴たり落ちる泪のように
11
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河のほとり
世にそむく道の奥にもかなしさのありとな鳴きそ山ほととぎす
13
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横井 信
テレワーク続ける父と窓際の机わけあう子供もテスト
11
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滝川昌之
梅雨雲の重い空気にしな垂れる君の日傘と咲き終える百合
22
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ななかまど
家に居てテレワークなりカタツムリ人の喧騒知ってか知らずか
13
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紹益
夫婦して 万札配る 慶大出 諭吉先生 歎き悲しむ
8
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弥栄成就
必ずと君の幸福誓ひしになんぞ吾ならず君に罰下るる
12
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名鈴
梅雨晴れ間 花持ち参る 野辺の墓 田の水案ずる 先祖達かな
11
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灰色猫
灰猫は歌集を出すべくふむふむと自分の歌を読み返しおり
19
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横井 信
汗を掻き何を目指して歩いてたエノコログサの揺れる夏の日
12
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萱斎院
恋ひわたりまよひ出でつる蛍火の かへる沢さへよにぞまがふる
8
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うすべに
風うつす水面の鏡のぞきこむ ほたるぶくろのうなじに触れて
10
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滝川昌之
深夜便プラットホームに整列のコンテナの無言または静寂
15
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名鈴
道化して 鈴付き帽子 我被き 戯りて踊らば 君笑み給ふや
11
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ななかまど
桃色に峰吹く風を染めるようにユートピアンのイワカガミ咲く
11
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弥栄成就
毎食事現れ我をもてあそぶ五月蠅いコバエ今日勝負
5
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灰色猫
守ってもどれだけ地球に尽くしても星にも終わりが来るということ
10
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灰色猫
教室の机に咲いた向日葵もいつかは枯れてしまうのだろう
7
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灰色猫
十字架を引きずりながら下校するひとりぼっちの少年の旅
10
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