佐々一竹のお気に入りの歌一覧
falcon
おもかげは時雨にそひていく昔あはれふりゆく身にかへりきぬ
8
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じゆん
満たされたままで破裂を待っているゴム風船と戯れる夜
8
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じゆん
かなしいと言えばかなしい顔をする あなたは多分やさしいひとだ
23
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竹本未來
美しき月雪花の夜更けには私を囲む幻の蔦
16
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螢子
ああこれが雲たなびきたるということか山なみのうえ細くながれる
14
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田中ましろ
見下ろせば花 見上げれば空 君はどうしてそんな顔で笑うの
17
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村木美月
半分に撃ち落とされたような月お前もきっとひとりぼっちね
13
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詠み人知らず
うしなったひとの名前をリストから消せずそこから何も進まず
8
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村木美月
聖夜だけ君を忘れてしまいたい断ち切る術がない恋だから
13
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シュンイチ
結論は後回しにして今はただ紙ヒコーキを飛ばしていたい
13
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瀬波麻人
ぬばたまの黒電話鳴る午前二時死ぬのはいつも他人ばかりだ
21
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瀬波麻人
分からないことばかりです冬に咲く花の名前を教えてほしい
10
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螢子
そっとよける落ち葉の下で顔をだす小さき芽には希望のありぬ
14
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粕春大君
宵闇に杉の戸開くる音もなしゐ待ちの吾れを照らせ月影
24
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紫苑
冬雨にわななきもせず裸木は鴎を見上げ立ち尽くしけり
11
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紫苑
「あと一杯」砂を注げり 慾ゆえにすべて崩るることを知りつつ
15
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御崎 耕
さかさまの光を浴びる空の下言葉をなくしてゆく異邦人
22
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たんぽぽすずめ。
立ち止まり眺めて居たい朝焼けに君を照らせば白息 満つる
5
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たんぽぽすずめ。
友達に言えぬ秘密を君だけに告げたら後はさよならだった
7
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紫苑
施肥を終え熱きコーヒー啜る眸に澄みて静けき冬の青空
22
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