卯月のお気に入りの歌一覧
紫苑
名を呼べばこひまさりゆくリラ冷えの夕べに浮かぶ君がおもかげ
3
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うにうに
いつのひか飛び立つだろう撫でしこのまっすぐな目を受け止めている
12
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ほたる
夜の駅 君はどうあれ一人帰る電車の窓でわたしは泣くの
5
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さよここ
蜘蛛の巣は獲物を捉えいつからか流されている私は誰だ
3
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笠原宏美
泣くことを許される日はいつだろうまぼろしのなか太陽さがして
4
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薫智
アイフルも見つめてくるのが猫ならばゆらいでしまうどうするアイフル
9
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神谷あを
割れそうな空に怯えて過ごす日々あの頃わたしはまだ鳥でした
6
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浅草大将
仰ぐれば尊きものも数あれど我が師の恩とつひにうたへず
12
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あみー
宇宙船地球号には馴染めない 乗り物酔いに悩まされてる
11
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リンダ
問うことをやめた老女の押入れに二度と開けない行李がひとつ
11
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海月琉珠
恋を詠む人見て葦が呟いた。「大好きなのね、自分のことが」
4
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久地宗吾
腕時計、ライター、手帳、眼鏡、ペン、ひとりの今日はものとたわむる
5
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海月琉珠
泣こうにも泣けぬ早春 やるせない気持ち抱えてピアノに沈む
6
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うにうに
揺れながら沈む夕日よ少し待て今からお前を三等分する
8
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神谷あを
幸せを見つけることが下手なので毎朝きちんと目を覚まします
6
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うにうに
雑踏の中に一輪咲きながら踏みしだかれて歌うたんぽぽ
7
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シュンイチ
「神の見えざる手」が思い出せなくて「神の手」と書く試合終了
8
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島祝
君がためコミケに出でて我が金積むわが衣手は汗に濡れつつ
12
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詠み人知らず
還らない君を忘れるためにだけ過ごす二月はやけに短い
3
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紫苑
吉備ことばいずこへ捨てし漂泊の老女はモカを好まざりけり
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