KENのお気に入りの歌一覧
朔夜
雨やめば冷えた緑茶をいれましょう今はしじまに耳を澄まして
11
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朔夜
きまぐれなゲリラ豪雨をしのぎきり青葉を透かす七月の空
11
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名鈴
七十年 村を守りたる 火の見櫓 役全うし 今日祓へらる
9
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弥栄成就
悪事すな お天道様が 見ているよ 誰も見てぬが 自分が見てる
12
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横井 信
ちから無く地面に落ちるクマゼミや梅雨明け前の虫たちの夏
9
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滝川昌之
どことなく父母の気配の霧雨が迎え火跡のほうろくに落つ
20
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ななかまど
堤防を越える川風さむければ鰻は外す土用丑の日
10
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舞
葉の陰に知るひとも無く散る花を清かにてらす文月の月
11
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八重柏誉一
直なりに伸びずともなほ自然生放る人あり欲る人もあり
3
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弥栄成就
雨の夜 窓をコンコン 迷い雀 どうぞ一晩 お泊りなされ
11
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名鈴
梅雨寒に 君は濡ちて 帰り来む 湯浴み支度し 待つ夕べかな
14
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横井 信
いつまでも足踏みしてる夏の日をそっと奏でる雨の楽団
11
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滝川昌之
「電停」と江ノ電の駅 呼ぶ甥は長崎生まれ市電の育ち
16
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ななかまど
雨の日の重い一日を始むべくすいと手をあげラジオ体操
10
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あかつき
美しき友の天差す指先にそっと口づけするオニヤンマ
11
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灰色猫
満天の神住む峰に降りそそぐ流星たちの交響楽団
12
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弥栄成就
今は待て 行きたい気持ちは わかります その店家族に 言えるんですか
6
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ななかまど
弾いたり滑らせたりと自在なりスマホ持つ子の指進化す
7
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滝川昌之
確かにね止まない雨は無いけれど病まない身体も無いのでしょうね
16
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樟明子
輝きに呼ばれるやうに地に出れば羽根打ち附ける雨降りつづく
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