庭鳥のお気に入りの歌一覧
紅桜
西瓜きる母のしぐさが懐かしくうしろ姿の夏が息つく
9
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Coo
逃げ足の速さ自慢を何故ここで?おいてかないでよお化け屋敷で
3
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沙枝
納得のいかない過去の残骸を拾い上げつつ磨くキッチン
10
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おおみはじめ
ちはやぶる神とも知らずわがことをただの親父と甘く見るとは
5
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おおみはじめ
ちはやぶる神よも知らず龍田川ねり餌よりもみみず食ふとは
6
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環
蒼鷺の澄める眼は水田に映るアパートなど気にもせず
5
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環
アヲサギハウゴカズ 動く私もしばらくは蒼い身体を見つめてゐよう
3
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横雲
深草を踏み分く道の蛇苺赤き実摘むも露に濡れけり
11
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舞
妖術を使う君なりその笑みの想い出の夜闇深くして
13
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詠み人知らず
なかなかに闇き夜より儚きは月なほ見えぬ夢路なりけり
8
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一
見渡せば あくびをそっとかみ殺す君のやさしい愛を見つける
11
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一
今日 君と友だちになる夢をみたもっとめちゃくちゃすればよかった
2
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みみ松
雨上がり南天の葉にみのむしの頭のみ出でて雄誘ひらむ
14
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あんて
「怖がりのあの子は今はどうしてる?」聞くのためらう僕も怖がり
2
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トノゴジラ
拉致されし同胞救う署名とて素通りするも日本人かな
3
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半格斎
露天風呂氣配を知りて壁越しに「星見えるかな」ときみ語りなむ
7
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只野ハル
舞い上がる白鷺一羽車超え水田後に遠ざかり行く
3
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詠み人知らず
蒼く透く葉脈の水枯れ果てて咲くこともない透明の薔薇
6
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舞
吾のみの梅雨の空とは思わねど胸の内にも小糠雨降る
8
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詠み人知らず
黒鍵の上 臆病に歩いたら悲しい歌しか詠えなかった
6
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