ななかまどのお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
如何な身に生まれ出ずとも 人はみな 何か取り柄を有しおらぬや
2
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夢花火
残された 心に鍵を 閉めた人 明けに来る日を 待てど暮らして
4
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へし切
「ただいま」と言えば「おかえり」返りくる 絶えて久しい言葉が恋しい
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KEN
縺れたる君への言葉繕ひし 葉ずれ懐かし若葉の頃は
12
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トウジさん
黒眼母らしいもの探してやケージの仔犬およぐ焦点
3
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恵雪
公園の芝すれすれに乙鳥 雨の匂ひを孕む風切り
7
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滝川昌之
聡明な女性は奇麗だけどでもちょっとおバカは凄く可愛い
14
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兎桃
去年よりも結果少なし庭の梅青実拾いて梅酒にぞせむ
6
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うすべに
透きとおる緑のゼリーの風に揺れ 実をふくらますだいこんの花
5
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横井 信
水張り田に映る青空きらめいて五月の風は少し涼しい
7
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茂作
諦めて今日は會へぬと知りながら もしやと思ふ女心は
12
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舞
緑葉も濡れて新たに五月雨のアイヌモシリにリラ萌える頃
7
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音蔵 雅秀
一面に 薄紫の垂れ幕で 森飾り立つ 山藤の花
5
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へし切
美しきものこそあはれ 雪月花 四季をりをりに移ろひにけり
10
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夢花火
揺らめいた 陽炎目眩 足取られ 年老いたかと 少し微笑む
2
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小林道憲
芽吹きたる命のままに萌えいだす若葉となりて今を生きたし
5
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痴光山
つゆ晴れ間朝練へ土手往く自転車の 高校生らにあくびするのも
2
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滝川昌之
母の日と子どもの日との距離感に毎年父は近づけずいる
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兎桃
今更に寒の戻りもなかるらし灯油を抜きてストーブ仕まう
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うすべに
ゆく春を惜しむひとふさ藤は散り 夏に手を振る桐のむらさき
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