卯月のお気に入りの歌一覧
羽
行きましょう春は名のみの寒さでも喫水線が穏やかならば
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紫苑
いくつもの樹のなきがらを抱きこもる水面に春の雨のさざなみ
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れん
授業中視線絡ませテレパシー2年6組英語の時間
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天野
たぶん、また、おんなじことの繰り返し。コップの歯ブラシ二本になった
7
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きりあ
剥製にされたくまの子一匹が店先にいた峠の土産屋
11
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ほたる
日曜はあれもこれもとおもいつつ深夜に食器洗うキッチン
7
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天野
元通りに鏡の破片嵌め込めば昨日の彼を映せるかしら
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久哲
いつの日か不思議な日々を納得し大人になってしまうアリスへ
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ほたる
啄木を読めば故郷いと恋し。今は空き家となりし我が家
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うにうに
人柱は琥珀に変わる千年の輪廻の外で君に逢うため
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氷魚
きさらぎの音は優しく変遷しやよい、春だね やわらかく咲け
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詠み人知らず
この星でいちばん最後の花が咲くいちばん最後の蝶が来るまで
10
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詠み人知らず
オパールの中身に散らばるとりどりの春色見つける風軽き午後
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中村夜
やわらかい綿毛に手紙くっつけてきみに届くの ねえわかるでしょ?
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薫智
人生の若輩者の私ですどうぞよろしくお願いします
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悠々
近頃は三温四寒の恋つづきぼくには来ない春を待ってる
15
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詠み人知らず
幸せをあきらめた日にぶらさげたロザリオだけが眺める夜明け
9
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たんぽぽすずめ。
シャンプーも少なく済むしすぐ渇く坊主頭はとてもエコです
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笠原宏美
世界より目を逸らしたる日はありやひねもす鳩のさまよう議事堂
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大河千紋
菜の花のころもふりつつ凛として逝く身惜しまぬ君忘れめや
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