まがねのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
明けやらぬ駅へと急ぐ靴音を 月は嘲って見下ろしていた
19
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いちにのパッパ
赤ちゃんが下がり過ぎてる八か月あと二か月をどないしましょか
4
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遠井 海
ただ単に相づちマシンが欲しい子と一緒に食べるお昼のマズさ
4
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浅草大将
いはき掘る命もやがてつくよみを空にみいけのなどめでたかる
6
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たんぽぽすずめ。
君とまた会える日願う温もりで欠け始むかな中秋の月
24
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卯月
衣通の姫の如くに薄雲をすり抜けて照る十五夜の月
8
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卯月
うさぎさんみにいこうよ、と父の手を引いて見上げる十五夜の月
6
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いちにのパッパ
三歳の気持ちは抑えられなくて電車の中の水着一丁
9
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いちにのパッパ
浴そうの中でひたすらぐるぐるぐる三歳二ヶ月大ブレイク中
4
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いちにのパッパ
あかちゃんがママのおなかにいるあいだパパはだっこの専門家です
4
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リンダ
八十の両親ともに「おかえり」と迎えてくれし夜中の十二時
8
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聴雨
たをやかな真白き花は透きとほり誰を偲びて黎明に立つ
10
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詠み人知らず
待ち合いで携帯いじる人の群れそれが規則であるかのように
4
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舞
雨風に打たれるままに咲く野花不思議なほどに純粋な色
3
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葉月きらら☆
君のもと飛んで行きたい引き金を引くのを待ってる銃口のよう
7
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夏恋
先生は地球の終わるその日にもきっと胴着を身に付け稽古
12
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只野ハル
真実は記憶の中で変容し時に真逆になるものと知る
15
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紫苑
埋もれるやうに歌集を読みふけりいまひと駅を乗り過ごしたり
21
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紫草
朝靄に現れ出でた山々の神々しきにただ手を合わす
15
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いちにのパッパ
常夜灯、虫の音、首ふり扇風機、眠りについた子と妻の顔
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