KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
まっかっか秋のお山は燃えていて雨が降ったらとっても切ない
11
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灰色猫
ガンジスに祈りを捧ぐ若者のエロスに濡れてろくろは周る
6
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滝川昌之
惚れやすい寅さんみたいに純真な眼をして妻が巡るデパ地下
19
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名鈴
野の道を 駒踏みしだく 音あらば 垣の蔓さへ 花もたぐらむ
10
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横井 信
コオロギのうたもゆらめく月の無い夜空に星の遠いささやき
10
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みをつくし
生涯にただ一度のみ触れにけり フォークダンスの君が指先
25
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ななかまど
空と地に秋の実りがひびきあう瑞穂の里の生きるしあわせ
14
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横井 信
重そうな荷物を載せた軽トラにお疲れ様と稲穂も垂れる
9
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ななかまど
いきどおる心を時間がいましめていつしか暮れる一日のたぎり
12
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名鈴
幾度も 経にける秋も 君添はば 更にあはれの 身に染む心地す
12
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灰色猫
幼くて叶わなかった初恋を桃を見ながら思い出してる
12
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灰色猫
極寒のアウシュヴィッツの死の門のユダヤの血を混ぜろくろは周る
10
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灰色猫
熊を食べ偉大な森の王となるどうか私を食べてください
9
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みをつくし
中庭の松にかがよふ白露の君が瞳に映らふを待つ
25
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おじい
ふところに 匿し持ちたる 汝の憫 きのふの天に けふも芹摘む
7
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滝川昌之
朝夕に季節(とき)の進みを語らえば温き茶の香に秋風の立つ
20
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舞
みをつくし ときの海ゆく かいもなく なみに たゆたう 小舟かなしも
12
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みをつくし
いと口惜し 同じ學舎に呼吸して 君知らずしてひととせが經ち
20
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艸介
颱風の去りし川面に静かなる 輪を浮かべつつ行く秋茜
14
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横井 信
もう明日にせまる会議も焦らずにひもといてゆく今日の出来事
8
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