KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
秋の田をじっと見守る白鷺の静かな朝はやさしく濡れる
10
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滝川昌之
ジングルが導く未来 茅ヶ崎の駅発つ汽車に「希望の轍」
18
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名鈴
時の間も 恋の増さりて 覚束なし 相語らふに 夜は短し
10
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おじい
搖るるもの みな身近にて みすず刈る 信濃の野邊に 汝れが手を振る
11
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滝川昌之
係留を結び直せば台風の 進路の入り江 船黙り込む
17
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みをつくし
計らずも君が佳き日を伝え聞き 実習授業は しどろもどろ
19
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横井 信
秋風に色を変えてく桜葉の落ち着きなくす嵐の予報
12
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吉野 鮎
滅びる夏の寂寥は朝の月 時雨れる夕べ 沓ひ潮騷
8
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舞
花壇には祝祭の日々ゆく季節を俯き送る向日葵の列
5
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朔夜
シャガールが染めた青空眺めても私の藍とは混じり合わない
11
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朔夜
夥しい銀河の塵の一粒を見つけてくれてありがとう君
6
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朔夜
泣かぬほど強くなくてもいいんだと言ってた君の笑みが眩しい
10
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朔夜
ひとけなき駅舎の屋根に切り取られ宙に透けゆく秋の蒼空
10
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朔夜
一ならぬ心の内の拘泥よほぼ真ん中でマーブルとなる
6
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滝川昌之
秋彼岸 払った草に墓石からカマキリ飛べば追い立つ線香
13
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恣翁
「つくづく欲し」と終日鳴くや 法師蝉 生命のかぎり 君口説くらむ
16
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名鈴
澄む風に 虫の音流るる 花野かな 君も相居て 欠くるものなし
12
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みをつくし
坂道に街の灯見ゆるバス停で 君に託せし螢の宿り
16
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横井 信
遠足の風の余韻を引きずってヌスビトハギの種を連れてく
15
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ななかまど
スーパーの焼きいも買いて手に持てばくどの温もりよみがえりくる
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