紫苑のお気に入りの歌一覧
みなま
三人の子のそれぞれに肩車せし夫ありき耳握らせて
13
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みなま
死ぬだとかいくだとかってその声であたしの上にいるとき言ってよ
11
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悠々
お祭りの後のさびしさひた隠すふたりの胸にふる別れ雪
21
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粕春大君
わたの原沖辺にわたる白舟の波さへ朱き御社の影
15
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村上 喬
背を丸め路地の人混み掻き分ける祭の後のごとき聖夜に
22
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悠々
北国の吹雪は殴る拳ぞと告げたる女(ひと)のことば忘れず
21
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悠々
ふるさとの雪もて末期の水となし兄は看取りぬそのいもうとを
22
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悠々
雪もなくジングルベルも聞こえないそんなひとりのクリスマスイヴ
16
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銀ねず
雪を愛づる君のその目に立往生・孤立の町は無粋きはまる
3
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浅草大将
狂ひ咲く花の命のなに惜しき明日は吹雪とともに散るべし
17
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falcon
若き日の詩と憂愁ながれゆく雲を見てゐる夕映えのみち
22
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大河千紋
いでや甥のいればこの世は美しく吾の去ぬればなおいみじけれ
4
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悠々
あさまだき眠れぬままに起きいでて窓に時雨を聽くもさびしき
17
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悠々
震災の避難者いまだ二十萬しぐれ選擧に忘れ去られし
17
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舞
秋風が朽ちゆく身には沁みる夜独り静かに白珠の酒
8
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みなま
ストーブにともる薪の火白鳥の冷やかしを聞く予定でしたね
7
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みなま
姑は老けアルファロメオは戻るのよ写真は照れて笑ってるけど
13
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浅草大将
痛みとてなにはうばらをふみの道ながす汗血に銭の花咲け
11
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浅草大将
来ぬ人をまちに凍えを凌ぐ手に雨はいつしか雪と降りつつ
12
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みなま
姑の受診に付き合い腑に落ちぬ事合点ゆくつまりは老いだ
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