紹益のお気に入りの歌一覧
へし切
人戀しひとり生きゆく淋しさを歎けど癒えぬ老いの慟哭
26
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あまおう
光速で ぶつかりあった 素粒子の 衝撃による ときめきだとか
21
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夢士
目に涙鼻にマスクの春の風桜前線暖を連れ来る
9
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笑能子
ぼろぼろと始末隠しの乱れ打ち舞い散る言葉に信義はありや
1
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詠み人知らず
私達 ステップ踏んで バラバラに 未知追い求め 更なる旅へ
2
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祐鈴
水槽の底に似ているダイソーで回遊しているカッターナイフ
6
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詠み人知らず
特別が 当たり前だと感じたら 消えていくんだ どこか味気が
3
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舞
万葉の妻問う歌に名も知らぬ男の子となりて愛でる乙女子
6
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月虹
まだ冬の残り香街に漂いて温もり求むこの身を許す
27
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詠み人知らず
意味もなく「しゃりしゃりと」から始めたく りんごを買いに 八百屋へ走る
13
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片井俊二
うつむいたきみの横顔見つめつつ切なき思い募る卒業式
1
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愚と楽
目にのこる 卒業の日の教室をやさしく締める シクラメンの赤
13
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己利善慮鬼
人知れず落ちて蕾は春風に幸せを見るただ夢を見る
3
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呉竹の憂き節
なかなかにまた冬は何涙河とどこほらずもなかれぬるかな
4
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ユキ
編み物のように行き交う人混みをあえて斜めに横切ってみる
7
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夢士
ゆらゆらと陽炎の立つ野の原に遠き昔のすみれ摘む君
19
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みん
目の前の女がまさかマスク下、鼻水飲んでると思うまい・・・
4
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悠々
老耄の相手かまわぬアプローチ さすがハルさん、介護ベテラン
12
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卯月
あの日には一歳だった幼子の今の齢で幾とせを知る
10
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河のほとり
はげしくも嵐な吹きそ寂しきに花をだに見て行かむ山路を
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