風蘭のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いかばかり涙の落つる夕べかな海より出ずる月はあらねど
13
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光源氏
人はただ今の憂き世に花を愛で人が望めば心も開く
7
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光源氏
仏性はもとより人が持ちしもの見れども見えず聞けどもこゑなし
5
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浅草大将
哀しみをいはで砕けて寄る浪の夜にしくしく海は泣きつつ
10
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河のほとり
行くすゑの山路は雲の八重立ちてやがて紛れむ遠の旅人
5
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五穀米
幾度か尾根を越え行きまた下る愛しき行程ただひとりして
5
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紫苑
たまさかの逢瀬にあれば藍玉の疵もちてこそ愛しかりけれ
8
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詠み人知らず
こころてふわが身の内より伸びゆける国境線にいのち消えつつ
9
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河のほとり
寺の戸に蝉ぞ落ちつる声もなきその身を法のすがたともして
5
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詠み人知らず
憎しみはこころを裂きて人を絶ち国を分かちていのち喰らへり
20
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紫草
月の夜眞闇の海に沈む落つ石重なりし音の聞こゆる
9
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浅草大将
野に逢へば暫し夢路の草まくら仮寝の君にうつつ添へずて
14
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falcon
世にはやるいじめのもとは大人らのことわきまへぬ無知にありける
14
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光源氏
政局に明け暮れするは愚かなり國護れずして何が政治ぞ
12
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詠み人知らず
貧しくてじっと掌を見る暇もなく これが倭国の真の姿だ
10
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浅草大将
神ありと大音声に呼ぶ我に師のにくしみのひとみ燃えつつ
18
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紫苑
同胞を先んぜし祖父をおのが家かへりみぬとて恨みしと聞く
9
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カラタチ
スプラッタホラーは平気で見るくせにちょうちょ恐がる謎の感性
4
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舞
オッサンの群れる居酒屋汗かきて立ち働ける娘ら菩薩
8
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坂本雅則
終戦忌の 正午となりし 甲子園 内野・外野の 皆黙祷す
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