恣翁のお気に入りの歌一覧
悠々
日本の梅雨顏にうけ引き揚ぐる・澄子命濡らしき雨やはらかに・悠
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只野ハル
伸び放題の庭散らかった部屋ノートの乱筆彷徨う思い
2
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只野ハル
青木繁もフェルメールも特別展の記事読み思うばかりで
4
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みやこうまし
木漏れ日のまだら鮮やか踏みゆけば透けて西空秋色見せる
11
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葵の助
ぶった手はほんとに痛いでももっとぶたれた方は絶対痛い
2
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千巻
赤や黄の菊こきまぜた花束よ添い慰めよ御影の石を
4
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浅草大将
空ゆかば水漬き草生す屍なし雲とちらんに名はのこるとも
15
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さる
年重ねおのが願ひは美しく老ひたしといふ道さらに遠く
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あそびくも
炎天下やけどの肌に透きとおる薄荷油が夕風を告ぐ
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こはぎ
吾が脚に頭預けて「癒される」呟いた君に癒されている
1
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舞
鉄骨の太く高くと建ち上がる鎚音響け吾れの内にも
8
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光源氏
忘れむと空に染みゆく赤とんぼ風のまにまに乱れ飛ぶのみ
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聴雨
捕われし蝉なく声に子らの声それぞれの目にそれぞれの生
10
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晴流奏
漆黒の闇夜を焦がす熱情の炎を燃やすねぶた紅々
4
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河のほとり
木の間陰すずしきほどは来る秋と夏のなごりを分きかてにする
10
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浅草大将
夏の間に葉書一つも来ざりしを残る暑さに見舞はるるとは
11
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きさ
猛暑日に思い出すのは故郷の山辺に湧く水のつめたさ
10
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でくのぼう
いつまでも 添寢する妻 愛ほしく 手枕にふく 簾縫ふ風
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晴流奏
韋駄天の風を纏いて迫り来る囃子太鼓とらっせらの声
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悠々
尾をふれば雌近づきぬ鮎の戀・澄子ひともさかなも戀ありてこそ・悠
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