山桃のお気に入りの歌一覧
諏訪真
死にかけた山々の声行き渡る この身にさえもようやく届き
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諏訪真
言の葉が惑わず人に届くなら歌などを詠む事などあらじ
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諏訪真
音は身で光は指で捉えると 異なる姿浮かび上がりぬ
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螢子
新しき年の初めに出会いありこれからの未来明るく照らす
7
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只野ハル
枝の先膨らむ蕾今日咲くか午後の裏庭椿とにらめっこ
5
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只野ハル
参道に入りて吐く息白くなり緩める歩み母の手を引く
8
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螢子
おぼろげに靄の中より出し月蒲生の里に我を照らせり
7
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ケンイチ
顔を刺す氷の息吹さいはての埋もれし道に真白き砂紋
10
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光源氏
水無瀬川心をうづむ夕暮れの下露やどる深き月影
10
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たんぽぽすずめ。
ストレスを重力一に置き換えて僕らが歩き地球は回る
6
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紫苑
群雲の飛びゆくままにボレアスの猛き愛撫を総身に受くる
12
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紫苑
ひは色に黒寄り添ひて夜もすがらかはすことばは薄茶に溶けて
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たんぽぽすずめ。
いにしえの歌を辿れば天皇の陽に諭されり 現代の道
11
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向日葵
まだ何か家族と言うには物足りぬ君と並んで柏手を打つ
11
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たんぽぽすずめ。
年明けの眩しひ月で身を焼いて君だけ溶かす アクセルを踏み
4
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浅草大将
鶴の翔ぶ千歳の道を亀も行くたとへ万の代を掛くるとも
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椿
明かき夜のならはしとてかひと恋ふるおもひはかけでいざよひの月
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有為
あらたまの年にも月は来経るらむ君が襲衣に立たなむ月は
4
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粕春大君
ひさかたの高天原ゆ降る雪に向かひて伸ぶる大地の麦かな
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久哲
気まぐれで夕焼けばかり追いかけて朱色になった兄の靴擦れ
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