KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
日は陰り師走の風がなきだせばふくら雀にまた冬がくる
11
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横井 信
けむり立つ棚田の畔の夕焼けに白く揺れてる水仙の花
19
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灰色猫
出版後、さっそく改訂必要な歌集をやっと出版しました
16
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半格斎
寒空に首を伸ばして見上げるは流れ消えゆく き ぼ う なりけり
12
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横井 信
灰色のあっという間の一年にまっすぐ進む君の足あと
12
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名鈴
過たず 務め果たしし はやぶさは 褒美も聞かで 次なる任へ
12
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横井 信
柔らかなことばを詰めた本達と別れを惜しむ真っ赤な夕陽
14
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恣翁
哀しびを湛ふる青に 冬の陽の茜に澱む山浮かぶかな
21
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ななかまど
会津野の猫が駅長する駅でラーメン待てば冬日短し
7
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桃山
海風が冷えてくる夜のベランダのガザニア覆うジャケットカバー
8
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灰色猫
保護犬を慈しむ手に万国の民草想うヒロヒトを見る
10
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灰色猫
覇ではなく和を持ち平を成す国に生まれた事の幸に感謝す
11
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滝川昌之
お歳暮のリストに息子の名を加え交わせぬ距離の麦酒を送る
18
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舞
雪降るとはしゃぎし子らの指先に触れては逝ける優し雪虫
9
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Chico
枳殼をなぞりて凛し いよいよに極まり月の吾を濯ぐ風
12
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灰色猫
華やかに咲く花がある捧げたい君と生きてるただありがとう
10
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うすべに
君のぞむ明日香の里が見えるよう 疾く散らせよと柞に祈る
6
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ななかまど
乾ききる音聞きたくて山の辺の落葉ふむとき秋の香のたつ
12
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灰色猫
まっさらなきれいな雪が食べたいと病の床の妹の笑み
14
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滝川昌之
美声にはこの実がいいと讃えつつ花梨の枝に憩うさえずり
13
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