三沢左右のお気に入りの歌一覧
価格未定
感情に理由をつけて幸せを遠ざけている自分を見ない
5
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山桃
やうやうに山羊追ひ帰る夕空に誰か放てる羊雲ぞも
10
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舞
枯れてゆくただそれだけで美しくもの想わせる妖かしの秋
11
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ゆみうさ
水色の大きな鉄橋二つほど渡ってきみの住む街へゆく
9
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たんぽぽすずめ。
優しげな残暑に対し寒き夜の気温差へ抱く秋のさよなら
6
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只野ハル
ローバーは悲しからずや空の赤砂のあかとを写し進めば
4
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由良
夜が更けて家路に向かう君の背に孤独のマントが掛からぬように
8
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たんぽぽすずめ。
四叉路へ散りし車の窓辺にはただのんびりと鱗雲あり
16
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リンダ
輪郭がぼやけてしまう距離にいて紫煙に混じる憂鬱の息
9
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あき
君がその背中の羽で飛ぶ気ならこのスカートはやめるべきだな
25
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みやこうまし
空すみてまわり軽々と浮いて来ぬ秋の力が景色もち挙ぐ
8
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舞
ひと雫くこの血を垂らし毒としてあなたに渡すギヤマンの酒
6
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舞
海底の深みに沈み見上げたる揺れる水面のビル谷の空
11
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紫草
深更につぶやきゐますぼそぼそと 老ゐたる義母の憂きひとり言
13
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葵の助
生きるって何生きるって「あはははは!」笑う子それが答えで良いか
5
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陽だまり
滿月の夜に流るる涙粒想い含みてまあるい真珠に
7
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紫苑
主なきメツトは芝を転々と韋駄天は風に捲かれて去りぬ
13
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ライテウ
生きる意味 数えてみれば半分がキミだったからもう少しいる
7
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七色コイン
兄嫁はブサイク・がめつい・媚を売る。それを打ち消す優しさがある。
16
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浅草大将
こがらしに終のひと葉も散り果てて誰か集へる裸木のもと
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