詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
揚げ饅頭 二つに割れば 山櫻 まだホカホカの こし餡の上
11
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KEN
焦がれ盡き 噛み切る爪の 落ちる如 細き孤の月 山影に消ゆ
10
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新座の迷い人
妻姿 思い出しては 懐かしく 何時まで 続くこの辛さ
15
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コタロー
薫風が樹々の葉擦れを起こしてく空の青さも味方にしてる
8
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コタロー
せせらぎに小さき水車の廻りたる時の流れを遲くしてゐる
13
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コタロー
參拜の稻荷神社の狐像少し眺めて賽錢投げる
10
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夢士
うたのわの里も若葉の風薫る久しく離れ立ち寄りて今
18
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うすべに
雨あがり 山藤かおる春日野の みどり目にしむ新しい御代
14
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うすべに
蝶の舞う残り桜の明日香風 れんげの海にたゆたう甍
8
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行宮偏(仮之名)
脇に付す日付にふむと独り言ち 令和元年五月一日
13
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コタロー
夕暮れの我に懷きぬその塀越しの手をくんくん嗅ぎぬ
4
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コタロー
野良猫が狹庭の塀をてくてくと何處かを目指し歩ゐてゆきぬ
8
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コタロー
夕暮れの空の高きで雲雀鳴く姿見えねど我を威嚇す
8
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コタロー
夕闇や空は蝙蝠飛び始め池に響し牛蛙の聲
8
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幸子
「はじめまして」連休の駅に待ち合わせSNSの友同士が笑む
16
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幸子
家々の谷間にこだま響かせつ朝に満ちゆく鳥の声かな
19
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青き銀椀
今日といふ魂のかぎりとむらさきの垂るる重みをゆめうつつ受く
14
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青き銀椀
遠き日のつつじを知らず遊びける思ふに至らぬ小さき恋の芽
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青き銀椀
松若葉うちより萌えてうすき色みづみづしさに陽の透きとほる
10
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青き銀椀
夕風に南部風鈴鳴りひびく音のひとつが身を透きとほる
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