螢子のお気に入りの歌一覧
横雲
雲の果て暮れゆく空や人恋ふもいづく心の迷ひしならむ
7
もっと見る
紫苑
消え残る灯のおぼつかな月見草眠れば空の端の白み来ぬ
14
もっと見る
浅草大将
比叡わたる山の颪をしみじみと近江の宿の目覚めにぞ聞く
15
もっと見る
紫苑
雨上がり眠れる花はいつせいに空の蒼きをよみてひらけり
15
もっと見る
聴雨
遠つ君待つ宵草のともし火の寄る辺は白き月ばかりなり
12
もっと見る
紫苑
ヴィオロンを操る指の節立ちて真闇の花火いまし弾けむ
9
もっと見る
薫智
駄目ならばやればいいんだできるまでゆっくりでいい僕は待てるよ
5
もっと見る
まるたまる
呪われた雨女にもほどがある台風の日の新しい傘
7
もっと見る
沙羅
夏雲に向かって急ぐ自転車は希望色の風をはらんで
10
もっと見る
沙羅
半袖の手をふるキミが眩しくて直視できない初夏吉日
13
もっと見る
詩月恵
ためらいのブルーブラック中指に滲んで消えたあなたの名前
8
もっと見る
沙枝
名誉など求めぬ君のアトリエに優しくそよぐ静謐な風
10
もっと見る
シュンイチ
セカンドを守ればそこに飛んでくるフライのように受け止めている
8
もっと見る
たんぽぽすずめ。
フラフラに酔い潰れても携帯を開けうたのわの星へ泣いてる
32
もっと見る
聴雨
野分すぎ雲間ぬけくる時あかり紅むらさきの淡き夕暮れ
8
もっと見る
たんぽぽすずめ。
存在が遠い歌を詠む友の拍手が届き滲んでいます
24
もっと見る
ケンイチ
連れ立ちていつか来ようぞ彼是の薀蓄などを押し付けながら
4
もっと見る
ケンイチ
碑の文字をなぞれど咎む人もなく百草の園に黒蝶あらは
8
もっと見る
葉月きらら☆
懐かしい町の風景あの頃に戻って探すスタートライン
6
もっと見る
紫苑
練習曲の辿々しきをなぞるかに風鈴の音の傾いで揺るる
19
もっと見る
[1]
<<
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
>>
[560]