詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
詰め襟の少年ふかく礼をする鎮守の杜の十五の春よ
11
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詠み人知らず
年重ね晴耕雨読の日々に咲く季節はずれの木犀芳香る
14
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inosann
眠れないと私の部屋に来る娘と事故後の苦しみ共に味わう
22
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詠み人知らず
故郷は雪に埋もれて面影のままにありたり除夜の音を聴く
15
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KEN
爐の中で 償へぬ罪に 泣く君を 忘れたふりの 街がキラキラ
11
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詠み人知らず
世の中の人知適わぬもの数多天に任せてのほほん生きてく
17
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KEN
君思ふ 小舟を流す 時の波 されど忘れじ あの日の淡路
19
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露草
心配は尽きぬと知りて巣立たせる親亡き後の子らを思へば
14
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滝川昌之
進物の線香は着く頃だろう無念の友の鈴に寄り添え
18
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横井 信
いつまでも安定しない足取りで冷たい風に吹かれて進む
10
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KEN
かの津浪 亙理の濱邊 削れども 鮭はわすれじ 阿武隈の瀬を
13
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紫苑
ゆふぐれの庭を抜ければくれなゐの刹那を生きて紅葉ひとひら
13
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ななかまど
冬木立そぞろ歩きは楽しかり線画揺らぎて歩調乱れる
10
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滝川昌之
手料理のリクエスト受け帰省する子を待つ妻の折る指愛し
25
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へし切
コンビニのケーキひとつを 買い求め ひとり祝ふか きよしこの夜
18
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蔓葵
真木の屋の紅葉も風にはらはれて雪になりゆく時雨をぞ聞く
10
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蔓葵
炭竈にくぶるなげきの絶えぬ夜は煙をわけて来るひともなし
14
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KEN
あしひきの 吾妻の峰の 魔女の目も まぶた閉ぢにや 今朝の寒さに
13
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KEN
つくよみの 明かりは降れど 吹く風の 泪に濡れて 迷ふ道かな
16
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舞
み胸には抱く赤子の安らかに雪道歩む母逞しく
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