恣翁のお気に入りの歌一覧
紫苑
一番花散りてふたたび匂ひ立つ木犀のけふいよよ艶めく
22
もっと見る
ふきのとう
西の空あかね色に染まりゆきうす雲のなかまぶしく光る
16
もっと見る
ねずみ
とぼとぼと 母と歩く子 祖父亡くしさみしさ隠す 黄昏の道
3
もっと見る
まるたまる
摘まれてもないのに落ちる柿の実の青く小さな無念を拾う
28
もっと見る
西村 由佳里
里いもの 煮っころがしを 作るたび 甘く煮詰まる 君への想い
7
もっと見る
紫草
月滿ちて君と私と蒼い夜 隙間をうめて溶け合ふやうに
8
もっと見る
栞(しおり)
AVの見すぎじゃないの?目隠しは怖いだけです。あなたが見たい
4
もっと見る
栞(しおり)
栗色に染め上げたのは黒髪が好きな君への悪戯心
2
もっと見る
みやこうまし
木犀の命短し花に触れ今日を限りの香り浴びたり
15
もっと見る
みやこうまし
木犀の何故に短き輝きや花の宴の儚なきは常
9
もっと見る
せいか
奥深く封印されたわがメスが あなたの呪文で今にほい立つ
2
もっと見る
杏理
彼のひとを忘れたるか 陰膳のなき日多かる最近なれど
3
もっと見る
くりくりまろん
ぬいぐるみ膝に抱えて電車乗る微かに集む人目は可笑し
3
もっと見る
こなまいき
月見の日雲がかかった十五夜を飲んで騒いで天を仰がず
4
もっと見る
北大路京介
胸刺してココロが消えるわけじゃないえぐり取っても残る哀しみ
8
もっと見る
詠み人知らず
うつりゆく女心と秋の空濡れた男の走る夕立
6
もっと見る
舞
幾年せか夢も埋めつつ勤めるも不要と言わる日の来るものを
7
もっと見る
元円
誇り得る話も無くて放置した同窓会の往復はがき
7
もっと見る
元円
ふたりきり魚になって戯れた風に波打つコスモスの海
10
もっと見る
紫苑
黒白の雲せめぎ合ふ夜明けまへ名残の雨の首すぢに落つ
14
もっと見る
[1]
<<
2188
|
2189
|
2190
|
2191
|
2192
|
2193
|
2194
|
2195
|
2196
|
2197
|
2198
>>
[2559]