滝川昌之のお気に入りの歌一覧
舞
水面には風のしがらみもみじ葉の色のたゆたう秋の奥入瀬
13
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び わ
山の道ぐるぐる回り鴨川にやっといきつき夫婦溜息
7
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とはと
寝かせ耳聞かず丸まる胴の主猫のタマとて独楽は回らず
5
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詠み人知らず
好きならば さくりと肩に歯をたてて 愛を伝えて 痛みで教えて
13
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詠み人知らず
童謡のテンポが誤解広げけむ 野生の象の気は短かかり
15
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詠み人知らず
楽しくて気づけば十二時シンデレラ 魔法はとけた家におかえり
20
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詠み人知らず
しとやかな笑みに優しさ溢れ出で 白檀の香に気品感じぬ
17
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詠み人知らず
心神の癒しとなるは 労いの言葉をのみぞ たのむべらなる
10
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ラベンダー
言葉では 表現出来ぬ 魂の 鼓動を紡ぐ ショパンのワルツ
25
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萱斎院
いとせめてもの思ふ夜はそら耳に きみがゑまひの声ぞゆかしき
8
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元親兄貴
我がためと行う行動 人様が 気のある素振りと勘違いする
11
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千野鶴子
「こっち見て」私の顔に両手添え捧げ持つよな手つきの貴方
10
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詠み人知らず
頑張れを 言われ続けて 疲弊する あの子の肩へ 「休め」の一言
11
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詠み人知らず
雷鳴が遠き記憶を連れてくる 懐かし金平糖の金色
8
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詠み人知らず
青空を悲しく思ふ時あれば 雨の闇がり 甘く薫るや
10
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詠み人知らず
「助けてよ、ここにいるよ!」と叫んでも 届かない声 幾つ数えた
8
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詠み人知らず
星隱れ 長夜の雨の重々し 音と闇とを感じ 閉ぢる眼
9
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コタロー
突き歩く幼女の傘が大きくてプロレスごつこしてるみたいだ
10
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コタロー
田圃道中學生が自轉車を漕いでは歸るライト照らして
7
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金魚藻
擦り上げてかくもみぢかし人生は朱を浴びて立つ枝の一振
5
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