滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
「秋ってさ寂しい季節」「そうだよね」 「この切なさがいい季節です」
5
もっと見る
詠み人知らず
目的地揺られ向かう汽車の中 行き先告げぬ 人々の群
9
もっと見る
ラベンダー
温かい うどんにネギと 卵入れ 汁を飲み干す 晩秋の朝
24
もっと見る
桜田 武
伴侶なればと気遣う我和室で爪弾く筝曲にテレビ音絞る
7
もっと見る
桜田 武
巡り来る誕生日黄昏て直に喜べず黄泉へ一歩と思えば
5
もっと見る
舞
たそがれる吾が背に添えし妻の手の馴染みて長き時の愛しく
13
もっと見る
恣翁
稲刈りの手を止め 腰を伸ばしたる 頬冠りの女 行人眺む
21
もっと見る
び わ
さらさらと落ち葉舞いちる夕陽の中に草木も冬の準備しており
7
もっと見る
とはと
居らぬ間に炒ればお喋り面々の鬼は役捨て豆が溢れる
5
もっと見る
詠み人知らず
文字追へど 文の真意を測れずて よくもここまで世ぞ渡り来し
12
もっと見る
詠み人知らず
今宵こそ一緒にいこうと言ったのに おいてかないで深呼吸して
11
もっと見る
詠み人知らず
心とは虹より多く色持てり 純白あれば真っ黒もあり
18
もっと見る
詠み人知らず
語るとも思い届くるちからなし 君の心の靄になるらむ
13
もっと見る
詠み人知らず
触れたしと秋の夜長に打ち侘ぶれば夢のうちにも袖ぞ濡れける
11
もっと見る
元親兄貴
ヒューと鳴き 扉を揺らして訴える 笑顔溢れる仲間に入れてと
14
もっと見る
金魚藻
書記来たる三百六十五の路の我等 六年を共に歩めり
2
もっと見る
葱りんと
刺さるよな 時雨はいっそ 雪になれ 赤も黄色も 白で鎮めて
16
もっと見る
只野ハル
胃に沁みる生のウイスキー昼に観たゴッホの映画思い出しつつ
20
もっと見る
横井 信
ビル風が 行く手を阻む 路地裏で 日差しを浴びて 輝く銀杏
19
もっと見る
矢車菊
学校のチャイムけだるく響く午後遠い記憶の教科書開く
21
もっと見る
[1]
<<
2161
|
2162
|
2163
|
2164
|
2165
|
2166
|
2167
|
2168
|
2169
|
2170
|
2171
>>
[2920]