石川順一のお気に入りの歌一覧
灰色猫
さぁRadio鼓膜震わす心地よい音楽たちを届けておくれ
20
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麻
雪の花咲き始むべき心地して窓の氷も春がすみかな
29
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おちふう
飾られたブランドバックになりたいと伸ばす指先ガラスにこつん
6
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林林
店員じゃないのにお弁当箱の場所を聞かれてよもやま話
18
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炭酸水
頭痛薬飲んでも効かない日の夜は全て抱えて丸くなるのみ
21
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夕夏
あのうたをみわれははじめてかんどうしあなたのちゃわんにはしをつっこむ
4
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舞
上弦の月入る山の彼方にはくだらぬ憂い無き街のある
11
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夕夏
あさまずめかーてんにうつるけやきのやどりぎまるでかげえのようだ
4
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林林
つま先に穴の開きたる靴下にかかとに穴の靴下重ねん
23
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たけくらべ
冴ゆる夜に君の化粧のおかしけれ雪に紅さす椿さながら
26
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可流
他愛ない日常に足が摩耗して酸欠気味のトビウオになる
3
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可流
路地裏で生まれた猫の光彩になるため星が落ちる約束
6
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滝川昌之
晩年は オイルヒーターに成りたいと 考えている石油ストーブ
5
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新座の迷い人
我は駄目 老い針仕事 糸通せず 出来は出来たが 時間かかりて
9
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北窓
ひとつきが四回過ぎただけのこと「悲しい」をまだ持てあましてる
9
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inosann
ひとはみな宇宙という名の「かごのとり」六畳一間のこもる子に似て
20
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松本直哉
追伸のやうにひとつのミニトマト余白に添ふる弁当の朝
13
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滝川昌之
成人の日に 誇らしげに写る君 思い抑えて撮る 母誇らん
4
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まあさ
夫見舞い 帰りの道で 考える 今日のコンビニスイーツのこと
21
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呉竹の憂き節
はばからじ憂きはこの世におほせてむ人かこつ身とひきかへにして
6
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