三沢左右のお気に入りの歌一覧
光源氏
夢にだに心の花も見ゆるかと闇に願ふる戀のむばたま
6
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光源氏
世の中は空しきものと思すれどよよと崩れる戀のつごもり
7
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緋色
本来は光であった証明を手から離れて立てる手鏡
7
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まるたまる
踏み越えて来ちゃった君を受け入れた誰のせいでもありゃしないのさ
11
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まるたまる
少しだけぎゅっとしていてくれますか秋は人肌足りないみたい
18
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ふきのとう
秋晴れにウォーキングに励む人曲にあわせてリズム良くゆく
12
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染季
月重ね幾度の雨にふられたらかすむ涙はとまるのですか
12
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只野ハル
真空の中では涙も枯葉も同じ速度で落ちると知れど
2
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七色コイン
ペンをとり丁寧に書き封をする きみに届かぬラブレターなり
13
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舞
北国の君を想いて酒酌めば赤や黄になす紅葉じかなしも
6
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只野ハル
閉じた書の次の件の気に掛かり続きを辿り朝陽上れり
4
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舞
暖かき君の御胸に頬寄せて恋とつぶやき刃ばをたてん
8
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ゆみうさ
欲しいままさせる乳房の熱さかな秋の夕餉はしだいに冷えて
7
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ケンイチ
もみぢ葉をわが空として霧わたるあしたに通ふ道は尽くまじ
8
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薫智
緩やかな吹き込む風に揺れる胸ふわりゆらりと動き始める
10
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光源氏
くれなゐの涙にくもる名残月のちの世を思ふ笛の調べに
11
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紫苑
ひと恋ふる熾火とも見つ乳頭に朱を点じたるマリアの涙
6
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恣翁
明き月に 出で来し女の 青き影 呼べど応へず 直ぐに過ぎけり
14
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詩月恵
真夜中の囁く君の声が好きどきどきしたりぽわんとしたり
8
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芳立
ほたる火は身よりあくがるくれなゐの瀬にはなごりの月もあらねど
9
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