あそびくものお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
母さんの包丁の音で分かるのよ 明日お兄ちゃん帰ってくるの
17
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木綿
もしここにあなたがいたらあの山の緑も違って見えたのでしょう
7
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聴雨
降り暮らすなどや華やぐ春の雨花にこぬれに光を添へて
11
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浅草大将
北へゆく雁の一つら声もなく濡れてつばさをはる雨のそら
15
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敷島ヤマト
おずおずと指を絡めて歩きだす梅の香僕らを導いてゆけ
9
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浅草大将
降る影も消えておぼろのあわ雪のかたみに残る春の夜の月
22
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吉奴十三世
後の世の在りや無しやと問ふ聲を如何に聞くべき豐聰耳の皇子
8
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詠み人知らず
まだ眠る桜の目覚めをうながして 蕾を濡らす明けの春雨
3
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さる
よろよろと足もと危ふき人のある手をさしのべる者なきは哀し
11
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木綿
長いこと遠ざかってるふるさとの言葉をつかうために電話す
12
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紫草
名も知らぬ小鳥のつがい啄めば囀り上手が横恋慕する
14
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まるえふ
関空とシンガポールを一月に8往復程してる顔だぜ
8
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紫苑
ちゆんと鳴き砂を吐きたる蛤はボウルに陸の夢を見るらし
22
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詠み人知らず
早起きの冷たい雨の休日の 出社途中に休みと気づく
11
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しまじま
極楽を 知りてや鳴かむ 鶯の 誰に伝えむ 仏の心
6
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水也
月に染む風は冷たい夜のなか颯爽歩く銀猫の笑み
5
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風蘭
雨音にとんとんとんとあやされて夢のなか春雨道中
15
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もなca
若草の萌え出す大地をうるおして細くやさしく春雨の降る
9
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半格斎
踏めばなるあしたに舞ひ散る粉雪に名殘り雪かと言問ひてみむ
18
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詠み人知らず
求人の文字がアラビア語に見える 見えない未来 聞こえない過去
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