本能寺のお気に入りの歌一覧
灰色猫
ほんのりと 桜色した 白蛇が 枕元まで 春を告げ来る
37
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リクシアナ
朝粥の白さに散らす針生姜うすら寒さを辛味でとばす
22
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桐生賄
時々は 帰っておいで 君の部屋 残してあるから あの時のまま
23
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舞
若菜摘み野ゆき山ゆき早春の生でる命を食む夕べかな
23
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ながさき
雨が降る 久方ぶりに 雨が降る 季節は動く 止まることなく
32
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たかなしゆり
新品の黒いスーツで歩いた日私は街の一部になった
16
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詠み人知らず
愛情も距離の二乗に反比例 ざけんじゃないぞ 俺ないちゃうよ
16
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コーヤ
梅の花冷たき雨に閉口も散りたくないとぐっと堪えて
15
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朧月
懐かしむ花の本見て夏の山美しき色こころ惹かれて
12
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只野ハル
左肩が雨に濡れるけれど君の右肩が濡れなければいい
21
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夢月
花はまだ咲かずも染めたし桜いろこころに春の咲くを待ちわび
16
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Chico
一枚の薄き同意書手挟みて廻る リノリウム迷宮の日々
20
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桐生賄
ご飯とか きちんと食べて いるだろか 気にはなれども 音沙汰はなく
21
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麻
あけぼのにまどろむ君も鶯のさへづる声に目を覚ますらし
23
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へし切
若竹の空へ空へと迷いなく伸び行く姿を孫にかさねむ
36
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朧月
啓蟄の陽射しあつめて眠りから覚めた虫たち春にくつろぐ
13
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只野ハル
草芽吹き鶯を聞きひばり聞き自転車で知る春の萌しを
15
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只野ハル
ほろ酔いというほどが良い酔い心地醒めぬ間に詠み醒めて俯く
17
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守乃みさと.
私から勝手に始めたものなので君が勝手に終わらせていい
24
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ながさき
師と共に 自ら決めた この道を 共に歩まむ 向上の日々
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