恣翁のお気に入りの歌一覧
五穀米
靴履かず崖を登りし夢を見る危き脆きわれの立ち位置
2
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千巻
野分にば蔓をとられし朝顔の地べたに咲ける青やいじらし
7
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五穀米
酷過ぎる現実忘れ歌を詠み現実逃避をそして厭えり
5
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詠み人知らず
三越のライオン横じゃ目立つから ヨーカ堂のレジで待ってる
8
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風蘭
日々のいろ歌にうつして五ヶ月のあいだに咲いた三千の花
24
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詠み人知らず
夜が明けて家々の瓦が橙に染まり光りて時が動き出す
4
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詠み人知らず
風立ちて手許離れたハンカチに 家族への愛 手放さぬよう
9
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詠み人知らず
どこまでも澄みきった空だ心ごと風に吹かれてカラリと乾く
2
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詠み人知らず
空蝉のそこに止まりし運命かな命なき眼に空を映して
6
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舞
朝まだき夏いち日を言祝ぎて蝉ら鳴くなり命をかけて
4
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桜園
真夏日に美しき羽はばたかせ白鷺一羽小川に踊れり
13
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緑里
しっとりと香りをほのかに漂わすあなたはブラックダリアが似合う
4
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詠み人知らず
釣糸を垂らす君の背にもたれひたすら月を見ている夜だ
17
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詠み人知らず
ひともとの木の上枝に蝉しぐれ下草にも聞け秋告ぐこゑを
9
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たんぽぽすずめ。
座るかと聞けば断る叔父ちゃんに行き場を無くす市営地下鉄
19
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いちにのパッパ
桃を食む二歳の頬はプルルンルンその桃よりも美味しそうだよ
6
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みやこうまし
今は見ぬ温き肢体の蟋蟀のあの感蝕は何処にいったの
8
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詠み人知らず
切りすててなほ切り詰めて火は灯る三十一文字のともしさよ生れ
15
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黒きノラ
訃報聞き そぼ降る雨を 駆け抜けて頬を濡らすは 塩辛い雨
5
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詠み人知らず
サクサクと仕事をこなす人に惚れそれが今では ステテコおやじ
9
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