林林のお気に入りの歌一覧
もり
毛筆が由々しラベルの酒の名を優しく出来ぬ訳を知りたし
3
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詠み人知らず
磯野家を呪ってしまう日曜日 平屋に住める あの贅沢を
14
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詠み人知らず
テキストと赤鉛筆を握っても 決まって部屋の片づけになる
17
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灰色猫
一羽では 寂しかろうと もう一羽 こしらえ並べる 雪うさぎ
53
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詠み人知らず
閉ざされし心の扉ひらく人現れそうでロックを外す
21
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詠み人知らず
庭先で顔を出したねつくしちゃん 寒の戻りに打ち勝ていのち
6
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詠み人知らず
大正と生まれを言いし人なれどこれからですとなんでも食べる
7
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まつり
さよならを告げる準備は出来なくて遠ざかる背が涙で滲む
4
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詠み人知らず
その愛は生まれた時から死に向かう生ものだもの清らかじゃない
3
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もり
俺と云うわたしと云うのふたとおり不機嫌なとき優しいときの
2
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詠み人知らず
ふぞろいのこんぺいとうが懐かしく色はちがえど味は同じぞ
9
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ながさき
個人への 崇拝ではなく 「法則」が 宇宙の根本 「妙法」なりと
22
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さえね
さかみちにふくその風はやさしくて甘えてしまいそうになります
7
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浅草大将
守るべき道はともにと我もひとも心つくしにのりのおほ船
8
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西村 由佳里
黒髪に飾りを付けて出かければいつもと違うそよ風の色
9
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詠み人知らず
痩せなくちゃ五十歳には五十キロ目標立てたが結果は如何に
4
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詠み人知らず
我が友よ心の友と言うべきか歌を詠みつつ友となりたる
4
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詠み人知らず
赤子の手の平ぷくぷくで頬っぺたは赤く染まってうぶな泣き声
5
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新座の迷い人
平林寺 水洗花が 咲きだして見る度毎に 心和むに
2
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都詩
関節の模型見せつつ説明をくるる手術医その細き指
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