林林のお気に入りの歌一覧
夢士
春を待つシキミの花の咲をりて一枝手折り墓に手向けむ
16
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へし切
別れにはつれなき顔も淋しげに うしろ姿の君よ愛しき
23
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浅草大将
春の小川のささらさら酔ひに任せてケセラセラはな咲けばさけよさけよのこの修羅場
4
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ながさき
真実の 姿を観ずに 憶測で 判断される 象の想いは
18
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詠み人知らず
返信の無いメール気になりながらしんと静まる夜が更けてゆく
13
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葱りんと
爪を噛む癖やめられずボロボロの 手に謝る子 手を包む我
11
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へし切
わらはべの戯るごとく黄水仙 風と楽しげ ゆらゆら ゆれて
22
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もなca
今年もまた母とさくらを見上げてるゆっくりあるく病院帰り
18
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舞
荷物持つ老婆に立てる子のありて連れなる母の笑み頭撫で
8
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もなca
病院へ母を連れてく春の午後うつろふことは少し哀しき
19
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秋日好
益体もない物愛し 何気なく貴方が触れたただそれだけで
4
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工藤吉生
捨ててあるタイヤのなかに雨水が住んでてわりとちゃんとしている
3
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時雨
吉野山 ピンクのもやに包まれて 君と僕との恋の思い出
2
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時雨
友禅の袖を通せば清げなり 春を喜び赤くれなゐ
2
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時雨
緑さす里の山にも風吹きて 冬に別れて夢野の春
3
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時雨
貯まるると黄金も色も雲となる 五蘊なりて入相の鐘
1
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時雨
あしひきの去年と同じの葛城山 我の袂に雪も降りつつ
1
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時雨
暁の 我が痴れがまし語り部は 明けゆく空の 涙川に流れ
1
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時雨
高野山 御大師訪ね奥の院 下駄にも積もる深雪かきわけ
3
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時雨
大峯の雲居の里を踏み分けて 山より高い堂守りの徳
2
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