横井 信のお気に入りの歌一覧
KEN
綿毛へと 夢を紡ぎて のぼろ菊 風の形を 空に描かむ
13
もっと見る
舞
日に焼けて駆けめぐる子を紅や黄のそして真白の天使らが追う
11
もっと見る
び わ
囲碁大会良く注意して筋見詰め相手と共に楽しむように
6
もっと見る
睡密堂
弓弦消ゆ下弦の月に何ごとも願うことなし祈ることなし
7
もっと見る
草木藍
明け方の激しい雨と雷鳴に家も震える 真っ赤な帯に
8
もっと見る
うすべに
夕映えの空をうつして葉のかげに ほんのり頬をそめる柿の実
14
もっと見る
滝川昌之
甘味屋の「氷」の旗はくたびれてまだ吊るされる彼岸まではと
16
もっと見る
ななかまど
少しずつ時代の枷を脱ぐように崩れ細りてタウシュベツ橋梁
12
もっと見る
艸介
虫の音は窓の外より響きをり いやちょっとまて中から聞こえる
12
もっと見る
音蔵 雅秀
法師蝉 まだ鳴きおるやほどほどに 夏を終わらせ秋を誘へ
8
もっと見る
舞
奧暗き み山の森に木霊する 人か妖しか 熊鈴の音
12
もっと見る
び わ
そよ風が優しくほほなで御挨拶今を楽しむ庭の草花
9
もっと見る
茂作
秋の夜といへども聞かぬ蟲の聲 軒洩る雨の音ばかりして
17
もっと見る
卓
酔いしれて 落ちた太陽 恋しくて 寂しくないか 夜の向日葵
9
もっと見る
詠み人知らず
三ツ葉揺れ けなされ過ごす 二葉には 一つ葉生きる 姿足蹴に
4
もっと見る
草木藍
秋の宵合わぬ数字に苛立ちてパソコン閉じて帰り支度す
10
もっと見る
小林道憲
み仏の教えに生きし亡き母に 老いても学べず 悔ゆる日々
8
もっと見る
萱斎院
わたつみの横雲そむるゆふづくひ 恋ふるを知るや浦人が袖
8
もっと見る
うすべに
雨あけていきおいもどす夏草に最後の応援 くまぜみの声
10
もっと見る
滝川昌之
哲学の授業の後は腹が減る思考の迷宮彷徨わされて
15
もっと見る
[1]
<<
187
|
188
|
189
|
190
|
191
|
192
|
193
|
194
|
195
|
196
|
197
>>
[2054]