詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
夏空に遊び疲れて日に焼けた翼を僕ら浅瀬で洗う
20
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灰色猫
整理せし本の山から舞い降りし栞に祖父の愛した一首
33
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舞
夕餉しつ晩酌をしつテレビ見つ妻と語りつ幸を感じて
14
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夢士
うたのわに歌詠み続け今ここに頂く拍手二万を超ゆる
31
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千映
四軒のバラ好き角地で競争す道行く人はゆくりと愛でる
14
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石川順一
いちゃもんを言っちゃうもんと洒落を言ひ一日布団をかぶる定めに
17
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石川順一
青草を枯らして燃やす庭に居る強風吹けば火は細り行く
8
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石川順一
クリスマスイヴに新聞消失し炬燵に足を突っ込んで居る(だけ)
9
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石川順一
特別な春の草々抜く任務十字架多き猫の恋かな
14
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石川順一
パソコンはリアルタイムで反応しリアルタイムでフリーズもする
12
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葱りんと
缶コーヒー 38円 車内にて 独り微糖の 甘い息吐き
14
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藍子
初恋は窓からそっと見てるだけただみずいろの手紙を胸に
27
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青き銀椀
梅雨の夜の流るる小川手前より見上げて無きぞ上弦の月
7
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藤久崇
日一日 日次に接げる 水月の 雨と睦ぶる あじさいの花
16
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千映
初物のとうもろこしの美味しくて八十八円宮崎万歳
12
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コーヤ
昨日まで無かかりし花ひらかれて笑みた喜び心に伝う
21
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コーヤ
「良い香り」母と楽しみた遠き日の記憶の中の山百合のはな
17
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沙久
白と赤ダリア胸張り「共演」し人の心に彩り添える
16
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詠み人知らず
目をふせて恥じらうように黙り込む昭和の香る茶房の二人
37
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ながさき
法華経は 全ての人の 生命に 仏界在りと 宣言し給ふ
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